モノラルログ

マツオ ( @matsuoshi / monaural.net ) のざっくりしたブログです

書籍 "ScrumMaster The Book" が出たので、翻訳者の方にお話を聞いてきた

アジャイルラジオ」という PodCast がありまして、その名のとおりアジャイルスクラム関係の話題をいろいろ話したりしてまして。主に「スクラム道関西」のコミュニティのメンバーたちで運営しており、私もたまに参加しています。

agileradio.github.io

で、最近、"ScrumMaster the Book" という書籍が出たじゃないですか。スクラムマスターは何をすればいいのか? に関する本。

こちら翻訳本なんですが、今回、その翻訳のきっかけになった大友さんがアジャイルラジオのゲストとして来てくださいまして、書籍翻訳の経緯やら内容やらについてお話をお伺いすることができました。やったぜー。

ポッドキャストは前編・後編になってまして(いわゆる2本撮りのため)、ただいま 1本目が公開されています。2本目も10月上旬に公開される予定です。

agileradio.github.io

たいへん興味深いお話が聴けましたんで、よかったらチェックしてみてくださいね〜

ちなみに iTunesGoogleポッドキャストのほか、 Spotify でも聴けますよ

ダニング=クルーガー効果

これ、毎回名称を忘れて何だったっけ?とググってしまうので、ちゃんと記憶するためにメモしておく。

ダニング=クルーガー効果。

完全に理解した

ダニング=クルーガー効果(ダニング=クルーガーこうか、英: Dunning–Kruger effect)とは、能力の低い人物が自らの容姿や発言・行動などについて、実際よりも高い評価を行ってしまう優越の錯覚(英語版)を生み出す認知バイアス

ダニング=クルーガー効果 - Wikipedia

こちらの図がわかりやすい。

f:id:matsuoshi:20200909100612p:plain
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Dunning-Kruger-Effect-en.png

ざっくり、横軸が実際の能力、縦軸が自分の自信度。

実際にはよく分かっていない時期、覚えたての頃って、自分はめっちゃできるんだと思い込み、いわゆる「完全に理解した」とか言っちゃうやつ。(この図では "Peak of Mount Stupid" の箇所。なかなかすごい表現だ……)

そこから能力が増すと、自分は全然できてないんだ、という認知になる。 (Valley of Dispair, 絶望の谷……)

デイヴィッド・ダニングとジャスティン・クルーガーによって2012年に行われた「なぜ能力の低い人間は自身を素晴らしいと思い込むのか」という調査によれば、能力の低い人間は以下のような特徴があることが分かった。

  • 自身の能力が不足していることを認識できない
  • 自身の能力の不十分さの程度を認識できない
  • 他者の能力を正確に推定できない
  • その能力について実際に訓練を積んだ後であれば、自身の能力の欠如を認識できる。

「あなたが無能なら、あなたは自分が無能であることを知ることはできない。正しい答えを生み出すために必要なスキルは、正解が何であるかを認識するために必要なスキルと同じである。」

という認知バイアスの話。

完全に理解した。

Mac の Night Shift をキーボードショートカットでONにする

Night Shift べんり

目に優しい Mac の Night Shift, べんりなんですが、いちいち設定画面からポチポチクリックして ON / OFF するのはめんどくさいなーと思いまして。キーボードショートカット一発で変更できる方法はないか、探してみました。

結論、Shifty というアプリを導入すれば可能になりました。Mac標準でできる方法は現状見つからなかった。

Shifty でショートカットキーを設定

ということで、その Shifty,

shifty.natethompson.io

これをインストールする。homebrew からでも可。

brew cask install shifty

するとタスクバーにアイコンが出るので、設定からショートカットキーを設定する。

f:id:matsuoshi:20200820144959p:plain

この Toggle Night Shift に、てきとうにキーを割り当て。

これで快適。

support.apple.com

vue.js で v-for を使って <dl> リストを作るとき

今さら知ったメモ

前提

vue.js で、配列のデータを定義リスト (<dl><dt><dd>) として出力したい。

あれ、v-for でどう書けばいいんだっけ、となった

<template> というタグが使える

結論、こんな感じ

<dl>
  <template v-for="item in items">
    <dt>{{ item.title }}</dt>
    <dd>{{ item.description }}</dd>
  </template>
</dl>

<template> タグ自体は、実際のレンダリング時には出力されない。なのでこの例では <dl><dt><dd> のみが出力される形。

なるほど

公式ドキュメント

ふつうに <ul><li> での例が公式ドキュメントにも載ってた、1つのループ内で複数のリストを出力したい例

<ul>
  <template v-for="item in items">
    <li>{{ item.msg }}</li>
    <li class="divider" role="presentation"></li>
  </template>
</ul>

jp.vuejs.org

読んでる途中「測りすぎ――なぜパフォーマンス評価は失敗するのか?」

読んでる途中。

まあ、タイトルが興味ひきますよね、「測りすぎ――なぜパフォーマンス評価は失敗するのか?」

そして第1章「簡単な要旨」に出てくるいくつかの格言の時点でグッときましたので、その格言を引用しておきます。


「測定執着」について

「測れないものは、改善できない」
「測定されるものは実行される」
「測定できるものはすべて改善できる」

という、測定に関する執着からの、

「数えられるもののすべてが重要なわけではなく、重要なものすべてが数えられるわけではない」
定量的な社会指標が社会的意思決定に使われれば使われるほど、汚職の圧力にさらされやすくなり、本来監視するはずの社会プロセルをねじまげ、腐敗させやすくなる」
「管理のために用いられる測定はすべて、信頼できない」

んむんむ。

というわけで続きが気になる。読む。