これ、毎回名称を忘れて何だったっけ?とググってしまうので、ちゃんと記憶するためにメモしておく。
ダニング=クルーガー効果。
完全に理解した
ダニング=クルーガー効果(ダニング=クルーガーこうか、英: Dunning–Kruger effect)とは、能力の低い人物が自らの容姿や発言・行動などについて、実際よりも高い評価を行ってしまう優越の錯覚(英語版)を生み出す認知バイアス。
こちらの図がわかりやすい。
ざっくり、横軸が実際の能力、縦軸が自分の自信度。
実際にはよく分かっていない時期、覚えたての頃って、自分はめっちゃできるんだと思い込み、いわゆる「完全に理解した」とか言っちゃうやつ。(この図では "Peak of Mount Stupid" の箇所。なかなかすごい表現だ……)
そこから能力が増すと、自分は全然できてないんだ、という認知になる。 (Valley of Dispair, 絶望の谷……)
デイヴィッド・ダニングとジャスティン・クルーガーによって2012年に行われた「なぜ能力の低い人間は自身を素晴らしいと思い込むのか」という調査によれば、能力の低い人間は以下のような特徴があることが分かった。
- 自身の能力が不足していることを認識できない
- 自身の能力の不十分さの程度を認識できない
- 他者の能力を正確に推定できない
- その能力について実際に訓練を積んだ後であれば、自身の能力の欠如を認識できる。
「あなたが無能なら、あなたは自分が無能であることを知ることはできない。正しい答えを生み出すために必要なスキルは、正解が何であるかを認識するために必要なスキルと同じである。」
という認知バイアスの話。
完全に理解した。