モノラルログ

マツオ ( @matsuoshi / monaural.net ) のざっくりしたブログです

書籍コーチングアジャイルチームスと「ネイティブワイヤリング」「BART分析」

書籍「コーチンアジャイルチームス」を買って読んでいます、いろいろとためになることばっかりだ

1章に出てくる「ネイティブワイヤリング」という言葉は初耳だった

8章の「BART分析」も同じく

↓続きはこっちのブログに書く

matsuoshi.github.io

matsuoshi.github.io

Next.js + GitHub Pages でブログを作った

タイトルのとおりです

blog starter とかもあったけど、Next.js 全然触ったことなかったのでスターターは使わずに自分で実装してみた

https://matsuoshi.github.io/

やったこと

  • マークダウンパーサ (mdx)
  • frontmatter
  • 記事詳細ページ
  • インデックスページ
  • タグづけ、タグでの絞り込みページ
  • OGP
  • RSS, sitemap.xml 生成

わりと最低限の部分だけを仕込んだ感じ、随時改修していきたい

まだやってないこと

  • CSS 一行も書いてない
  • paginator
  • Netlify CMS かなにか、ブラウザで記事更新できる仕組みを入れたい

matsuoshi.github.io

gitの差分をhtml形式で出力してくれる diff2html

gitの差分を、htmlページに埋め込む必要がありました。

できれば、見栄えのいいかんじ、GitHub 風に出力したく、そんなことができるツールを探していたところ、diff2html というライブラリに遭遇。

github.com

見た目はこんな感じ。GitHub風で見やすい。

f:id:matsuoshi:20220201165746p:plain

つかいかた

使い方はとてもかんたんで、まずは npm install しまして

npm install -g diff2html-cli

あとはコマンドラインにて

git diff [ブランチ1] [ブランチ2] | diff2html -i stdin

とか

diff -u file1.txt file2.txt | diff2html -i stdin

とかすればよいです。差分がhtml形式で出力されます。

横並びにしたければ --style side オプションをつけてください。 その際の見た目はこんなかんじ

f:id:matsuoshi:20220201165935p:plain

とりあえず試したければ

ブラウザから使えるものもこちらのサイトにあり

diff2html.xyz

Demoページでサクッと試すこともできます

読んだ「成功する要求仕様 失敗する要求仕様」

「成功する要求仕様 失敗する要求仕様」アラン・M・デービス

読んだ。いわゆる要件定義・要求定義に関する本。帯に「デマルコ絶賛!」とあり、表紙の感じからも「ピープルウェア」など一連のシリーズものの扱いなのかも。2006年初版ということでけっこう古いんだけれども、自分は最近知った。

原題は “Just Enough Requirements Management” ー ちょうど十分な、要求マネジメント。「ちょうど、十分な」というところがミソっぽい。

雑感 (雑な感想)

いや、良くまとまってるなーと思った。この本では、要求を「導き出し」、「トリアージし」、「仕様化」、という流れからの「変更を管理せよ」となっている。

問題解決やビジネス成功のために大事なことは、

  1. ユーザー視点を理解する
  2. 時間やリソースに都合のつく問題にのみ、対処する
  3. 齟齬の無いよう、自分たちが理解した内容を記録する
  4. ニーズの変化に対応する、柔軟であり続ける

これらがそれぞれ、「要求の導き出し」「トリアージ」「仕様化」「変更管理」にあたるという形。

構成もわかりやすい。第1章が「はじめに」、2〜5章が前述の「導き出し」〜「変更管理」、6章が「まとめ」なんだけど、わずか7ページの「まとめ」が特に簡潔にまとまってる。一部抜粋。

「もし、自分のほうが顧客よりも要求をよく知っていると思い込んでいるのなら、あなたは解決者ではなく、問題の一部なのである。」
「もっと機能を追加しよう!という意見が通った場合、提供は遅れるものである。そんなに多くの機能は実装できない!という意見が通った場合、製品の競争力は低くなるものである。」 「顧客は、自分が抱える問題を解決したがっている。コンピュータの記法を学びたがっているわけではない。」

細かいテクニックよりも、考え方の面について勉強になるのだけど、内容は観念的ではなくデータ・グラフをもとにした具体的な記述も多い。もう少し読み込みたい。