前々から興味あったんですがタイミングが合いまして、Active Book Dialogue というスタイルの読書会をやってきました。
Active Book Dialogue とは
参加者全員で、1冊の本を分担して読み、まとめ、プレゼンし、対話する、という読書法です。
- 短時間で、本を読み切れる
- サマリーがアウトプットとして残る
- 他の参加者とも感想・意見交換ができる
- 人数は4人くらいから。大人数でもグループを分ければ大丈夫
- 時間はだいたい2時間〜くらい
進め方
- 対象となる書籍を買ってきて、バッサリ断裁してバラします (もしくは、人数分の本を用意するか)
- ひとり1パート分の原稿を配ります
- 時間を区切って、担当パートを読み、要約を紙にまとめます
- リレー形式で各自が担当部分の要約をプレゼンします
- 感想を話し合う時間(ダイアログ)を設けます
ざっくりこんな感じ。
やってみた
初めてやってみたのですが、ざっと感想を
- 参加のハードルが低い
- 参加者は特に準備がいらない、予習もいらない
- 実際はわりとしんどい
- 時間に追われつつ集中して読んで、まとめ上げる → 発表までしないといけないので、疲れます
- チョコとかのお菓子、甘い物必須
- 残り時間気にしながら書きまくる感じ、なんか試験を思い出したよ
- 他の人と、同じ本について語る時間が取れる
- 理解を深めるためにも、この点はとてもよかった
- 1人で読んでいるだけでは気づきにくいポイントなど、たくさん出てきます
- 読み終えられた
- 確実に積読を減らせるぞ〜
- 誰かと一緒に、少ない分量を、時間区切って読むわけなので、さすがに読める
- 分厚い本、1人だけで読むにはハードな本とかも向いてるかも
- もっと読みたくなる
- 全体の概要は把握できるんですが、自分が読んだ部分以外で気になる箇所があると、結局本文を読みたくなる……
- なので本を買いたくなるなあ
ABD, またやってみたいと思っているので、興味ある方いらっしゃいましたら、ぜひご一緒にどうぞ
「管理ゼロで成果はあがる」
読んだ本はこちらです。ソニックガーデンの倉貫さんの新刊。
管理ゼロで成果はあがる ~「見直す・なくす・やめる」で組織を変えよう
- 作者: 倉貫義人
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2019/01/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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なんとこの本、「ABD形式での勉強会を開催される方には、本文ゲラを無償提供」というキャンペーンをやってまして、それにまんまと乗っかって開催させていただいた、という感じです。
参考
写真はすべて、一緒に参加した安田学さんによるものです。安田さんのレポートblog はこちら
ソニックガーデン倉貫さんによるABDの紹介